真空調理を?
本屋さんで見つけてきました。ポリ袋とタッパを使って、数種類の料理を同時に調理する方法が紹介されています。この同時に何個も調理できるというのは魅力ですね。最高の時短ですからね。
このポリ袋を使った調理法は過去にも何冊か出ていて、この著者はこのポリ袋にタッパを加えたことでさらに時短になっています。
一つの鍋にポリ袋を数個入れてしまえば、同時にタッパで電子レンジ。それで、今夜の食卓は完成という事です。
ポリ袋を使った調理法、これは真空調理法です。なぜ真空調理法かというと、ポリ袋から空気を抜く殻です。このプロセスが「真空調理」の名前の由来です。
私も最初、この「真空調理」という名前を聞いたときは意味不明でした。実験室のような響きを感じてしまいました。試験管とかビーカーとかが、ブクブクいってそうな、、、
それではなぜ、空気を抜くのか?その理由は、
空気は熱伝導性が悪いからです。普段の生活の中でもそれはわかります。
ヘアードライヤーが約100℃だそうです。でも、お湯ならば沸騰温度、大やけどです。これほどに熱伝導性が違います。
つまり、袋の中に空気があると中の食材に熱が伝わりにくいわけです。ましてや、タンパク質の熱変性を極力ゆっくりとさせたいこの調理法。タンパク質の凝固開始温度の63℃すれすれにします。
熱の伝道効率はとても重要。
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